いろいろな音楽
1960年代後半から70年代にかけて、「ブラス・ロック」と呼ばれたバンドがたくさんあった時代がある。 シカゴやブラッド・スエット&ティアーズ、チェイス、タワー・オブ・パワーなど。コールド・ブラッドもその流れの1つ。 コールド・ブラッドのレコ…
これは映画化され、高校生の時に映画館で2回観た。当時は、ライブ映像そのものが珍しく、「ウッドストック」のようなライブ満載ではなかったけれど、主役のジョー・コッカーよりも、不気味だけれどバンドばかりではなくステージ全体をコントロールしていた…
ロビン・トロワーを知ったのは学生時代に友人が持っていたタイトルのレコードを聴いた時。当時は、ジミ・ヘンドリックスがらみのギタリストという感覚で聴いていたと思う。 時を経てCDの存在を知り入手。解説書では1975年のヨーロッパツアーからの録音…
ロイ・ブキャナンのことは、多分、1970年代前半の学生時代に何らかの情報を得ていた。友人のレコードを聴いていたのかもしれないし、音楽雑誌の情報だったのかも。 ただ気にしつつもお金が無かったのか、それほど身近に感じていなかったのかレコードを買…
オレンジ・カウンティ・ブラザーズを知ったのは、久保田麻琴と夕焼け学眼経由。デビュー・アルバム「オレンジ・カウンティ・ブラザーズ」(1976)はぶっ飛びの豪快かつ軽快さにあふれていた。当時は、彼らの音楽をテックスメックス風とかいっていたよう…
デュアン・オールマン絡みで知ったキング・カーティスのCDで持っているのはわずか2枚。ともに1971年2月録音の「ライブ・アット・フィルモア・ウェスト」とアレサ・フランクリンの「アレサ ライブ・アット・フィルモア・ウェスト」。アレサ・フランク…
最近見つけて入手したCDで、発売は2022年。 録音は1971年7月22日。FM放送用の音源で音質に難があるが、ライブの臨場感と熱量の大きさに満足の1枚。 2部構成の前半は、デラニー&ボニーのデュエットにデュアン・オールマンが加わるアコース…
3人の歌姫が奏でる歌声はぜいたくそのもの。「トリオ」は2枚あり、最初の「トリオ」は1987年発売。完成度が高く、取り上げている曲そのものがとてもすばらしい。3人ともアメリカを代表する歌い手ではあるけれど、カントリー・ミュージックの大御所:…
買って良かったと当時も今も思っているレコード。 久保田麻琴と夕焼け楽団との関わりで知り、夕焼け楽団のアルバム「ラッキー・オールド・サン」の「また吠えはじめたよ」が収録されているとの情報も買う動機につながったと記憶している。ただ当時は知らなか…
比類なきソウルフルなデュエット/デラニー&ボニーを知ったのは、多分、デュアン・オールマンの「メモリアル・アルバム」(1972)収録曲の「LIVING ON THE OPEN ROAD」を聴いてのこと。ボニー・ブラムレットのパワフルでソウルフルなボーカルと切れ味の…
90年代の手持ちCDは「THE AMERICAN IN ME」(1991)「EVERGREEN BOY」(1999)の2枚。どちらも電子音などなく、ひたすらシンプルな音作り。固定のバックバンドではないけれど、スティーヴ・フォーバートらしい音で、ロックンロールやしみじみとした曲を演奏…
どちらもCD。1枚は、グラム・パーソンズがソロになってからのファーストとセカンドアルバムをCD1枚に収めたもので、2枚目はフライイング・ブリトー・ブラザーズ時代とソロの未発表曲のアンソロジー。 エミルー・ハリスとのコンビネーションは、ファー…
ファーストアルバム以降、3枚目までレコードを買い、その後一時離れ、すっかりCDの時代になってから再び初期のころのCDを買い集めた。ただ、レコードの現物があるとそのものを集め直すのはためらわれ、ベスト盤などに移行。 この4枚はライブ盤を除きと…
スティーヴ・フォーバートの「ゴーイン・ダウン・トゥ・ローレル」は、ファースト・アルバム「Alive On Arrival アライブ・オン・アライブ」(1978)の1曲目。 このレコードは雑音が気になるくらい聴いた思い出がある。 この曲を初めて聴いたときの衝撃…
昔は確か、「フライイング・ブリット・ブラザーズ」と読んでいたグループ。記憶の中では最初のカントリー・ロック・バンド。今では伝説となったグラム・パーソンズがリーダー。このレコードを買った理由は今では思い出せないけれど、ストーンズの「ワイルド…
「Song For Adam」は、ジャクソン・ブラウンのファースト・アルバム(1972)に収められている曲。短い間だったけれど親しい友だちのアダムが旅先で亡くなったことを知ったジャクソン・ブラウンがアダムとの思い出や当時の心境を綴った作品。アコースティ…
ボニーレイットの最新CDを買い、ついでにコレクションのCD・DVDを聴き直し・観直し。 70年代からの半世紀にわたるキャリアなので、バンドサウンドや歌う曲に変化があるものの、どれも耳にするとボニーレイットそのもの。何といっても魅力的な声、若…
朝方、暑くて寝苦しくて夢を見た。忌野清志郎が対マーズの恰好で「デイドリーム・ビリーバー」と「タイマーズのテーマ」を断片的に歌っていた。どちらも元歌はモンキーズの曲。 「デイドリーム・ビリーバー」はモンキーズの代表曲の一つではあるけれど、今と…
4月の下旬から始めたLPレコードのデジタル化(WAV)作業がようやく終わった。ざっと340枚あまり。安いレコードプレーヤーだったためか、途中から不調が目立ち、再生・録音中に止まったり、音が聞こえなくなったり…だましだましでイライラさせられた…
1991年に発表した「島唄」から30年、著者が通い続けた沖縄への思いを10人の人たちと交わした対話集。 あとがきまで含めて485ページというボリュームで、しかもさまざまな分野に富み、注釈もていねい、コロナ禍の中、短期間ながらも集中力あふれる…
14歳の時に買ったモンキーズのLPレコード。数十年ぶりにプレーヤーで聴き、思ったことをいくつか。 アルバム・ジャケットにサイケデリックな雰囲気が持ち込まれ、マイク・ネスミシ作曲の2曲にもそんな時代の空気が反映sれている。 「プリーザント・バ…
照屋林助氏が膨大で縦横無尽に語ったことを北中正和氏がまとめた労作。 自伝の中で、「ブーテン先生の思い出」という章立てをして、「芸の上でわたしが大きな影響を受けたのはブーテン先生です」の書き出しから16ページを費やして「小那覇舞天」氏のおもし…
買って良かったと思っているレコードの1枚が「THE VOCALISTS」(1981 ビクター)。エド、佐々木忠平、入道、橋本俊一の4人のボーカリストが2曲ずつ歌っている企画ものアルバム。 「めんたんぴん」の佐々木忠平目当てだったのか「夕焼け楽団」の井上憲…
ベーカーショップ・ブギのレコードを聴き、そういえばと思い出したのが2005年の第31回ブルース収穫祭のDVD。8曲の内、1枚目と2枚目から「WE ARE BAKERSHOP BOOGIE」と「恋のホームタウン」を披露、勢いがあってゴキゲン。 それがきっかけになり…
レコードをWAVファイルにする作業を続け、190枚まで。残り約100枚。 日々の散歩にはMP3プレーヤーに何枚か分のファイルを入れ、何十年かぶりの レコードを聴きながら散歩を楽しんでいる。 今は、ジャクソンブラウン「ホールド・アウト」、ジーン…
イーグルスの中心、グレン・フライの追悼を兼ねて出版されたムック。イーグルスの歩みや魅力、アルバム解説など内容は盛りだくさん。イーグルスをたっぷり聞き込んでいた人にとっても内容の濃さが伝わってきます。 この本を図書館で借り、あちこち飛ばし読み…
レコードをWAVファイルに変換する作業を続けている。 先日、ベーカーショップ・ブギのファースト・アルバム「 BAKERSHOP BOOGIE」(1982)とセカンド・アルバム「Hungry St.」の2枚を終えた。 久しぶりに2枚を続けて聴き、1枚目より2枚目の方がず…
5月10日放映のBSプレミアムカフェ「島唄の風 夏川りみが旅するふるさとの心」を見逃し、インターネットで探したら、夏川りみさんが白百合クラブの集まりの場を訪れている番組の映像がありました。 白百合クラブは、昭和21年に石垣島の白保地区の若者…
中学生の頃、私は弟と2人でモンキーズのLPレコードをせっせと買っていました。 確か4枚目の「スターコレクター」までだったと記憶しています。 当時は、この曲の作曲者が誰かとはまったく知らず、というよりもモンキーズの曲に関しては作曲者には感心は…
午前中、NHKBSで「ハイビジョン特集 笑う沖縄 百年の物語」を 観ました。2011年放送の再放送。 その中では、沖縄の笑いの文化的継承として、小那覇ブーテン氏と照屋林助さん、 「笑築過激団」、「お笑い米軍基地」を取り上げています。 中でも、小…