NHK BSプレミアムカフェ 「島唄の風 夏川りみが旅するふるさとの心」で白百合クラブと再会
5月10日放映のBSプレミアムカフェ「島唄の風 夏川りみが旅するふるさとの心」を見逃し、インターネットで探したら、夏川りみさんが白百合クラブの集まりの場を訪れている番組の映像がありました。
白百合クラブは、昭和21年に石垣島の白保地区の若者が結成したバンドで、民謡・歌謡曲などギター、マンドリン、三線、アコーディオン、笛などの楽器と唄、女性陣の踊りが加わる大所帯の楽しいバンド。
私が持っているDVD「白百合クラブ 石垣島ライブ」が2004年で、元々の番組放映は2005年。皆さんお元気で、笑顔がいっぱい。
「石垣島ライブ」の時が結成58年だったので、この放送時は結成59年、すごいことです。
「石垣島ライブ」のオープニングを飾る「白百合クラブの唄」が何よりもクラブの
雰囲気を表しています。
僕らのクラブは 愉快なクラブ
君はギターで 僕は三味線
歌うクラブの楽しさよ
歌えよ歌え 朗らかに
踊れよ踊れ 軽やかに
このような繰り返しが4番まで続きます。
番組では、DVDでも演奏していた曲や大島勇さんの「とぅばらーま」を映像で
観ることができ、うれしかったです。ちなみに、大島勇さんは石垣島の唄者・大島保克さんのお父さん。声が似ているように感じます。
与那原恵「わたぶんぶん わたしの料理沖縄物語」(講談社文庫)の中で、著者が大島保克さんの自宅に遊びに行った時に、祖父・父・大島保克さんの3人が揃っていたこと、
そして白百合クラブのことにも触れています。
沖縄の本土復帰50年にちなんでの番組放映かと思いますが、年間を通じてNHKに眠っている沖縄の芸能をもっと見せて欲しいな…と願うばかり。