ベック・ボガート・アピス「ゴーイング・ダウン」
久しぶりに「ベック・ボガート・アピス・ライブ・イン・ジャパン」のCDを聴き、「ゴーイング・ダウン」が収められていることに気づく。それで思い出したのが、「クロスロード・ギター・フェスティバル 2013」でジェフ・ベックがバンドのボーカルにベス・ハートを迎え、この曲をプレイしていること。ベス・ハートは、ジェフ・ベックのぎたー・プレイに合わせて多彩な声・強さと歌い方でバンドのボーカルとして、また自身の表現力の豊かさを出している。
でも、ベス・ハートはジョー・ボナマッサと組んだDVD「ライブ・イン・アムステルダム」が好き。ジョー・ボナマッサは、彼女が一番輝くようなバックを務め、ブルース・ロックの世界で彼女のボーカルが活きることを十分示した…と思っている。彼女もジョー・ボナマッサ率いるバンドに安心して存分に自身の魅力・実力を発揮している。
彼女が自分のバンドでプレイしているライブDVDは、自虐的でとても好きにはなれない。
ジョー・ボナマッサつながりでは、DVD「ライブ・イン・グリーク・シアター」でパワフルな「ゴーイング・ダウン」を披露している。パーマネント・バンドに3人の女性ボーカル、ホーンセクションを加え、かっちりと締まっている音を出しながら観客を沸かせるサービスの良さ。「クロスロード・ギター・フェスティバル 2010」では、ピーノ・ダニエル、ロバート・ランドレフのバンドと組んで「ゴーイング・ダウン」を演奏しているが、寂しいことにボナマッサの出番はこれ1曲のみ。このフェスティバルとは縁がないのか、出演もこの時だけ…残念。