読み・聴き・書きクケコ

本と音楽の雑記帳

喜納昌吉&チャンプルーズ「BLOOD LINE」(1980)

沖縄らしさを感じさせる曲が多いアルバム。完成度は高いが、衝撃度は最初に比べると少し薄かった。

今は喜納昌吉がボーカルの「花」というタイトルが当たり前になっているが、このレコードでは、女性陣がボーカルでタイトルは「すべての人の心に花を」だった。ライ・クーダーのスライドギターは絶妙の美しさで印象深く、私にとってはこのレコード・バージョンが最高だと思っている。

「JING JING」は、チャンプルーズよりもパーシャクラブのCD「ライブベスト BATANCHI banshiloo side」収録バージョンが大好き。新良幸人がバンドのビートに合わせてぐんぐん高見に上っていく声の良さと沖縄とロックが融合した音がすばらしい。DVD「海の彼方」のライブバージョンもバンドの熱量があり、観客との一体感がゴキゲン。

喜納昌吉&チャンプルーズ BLOOD LINE」レコードジャケット表

「BLOOD LINE」レコードジャケット裏