読み・聴き・書きクケコ

本と音楽の雑記帳

ゲーリー・ロッシントンの訃報

20日付、北海道新聞のコラム「卓上四季」のテーマにつなげる枕に、ニール・ヤングの「サザーンマン」へのアンサーソングとしてレーナードスキナードの「スウィート・ホーム・アラバマ」を取り上げ、この曲の誕生に関わったギタリスト:ゲーリー・ロッシントンの訃報に触れていました。

コラムの内容から離れてしまいますが、これでレーナードスキナードのオリジナルメンバーはみんな向こうの世界にいったことになります。

初期のレーナードスキナードのトリプルギター:エド・キングゲーリー・ロッシントン、アレン・コリンズは、エド・キングのマニアックで細やかな音が印象的でしたが、

エド・キング脱退後に加入したスティーヴ・ゲインズが加わったトリプルギターは、野外コンサートでスケールの大きさと明るさを感じさせるものでした。

服装はデビューから最後まで垢抜けなかったけれど、バンド・サウンドはどのアルバムも最高。レスポール、ファイアーバード、ストラトキャスターという異なるギターの組み合わせが醸し出す音色の違いもバンドの音を磨き上げていたと思います。

彼らが好んで取り上げたJJケールの曲をごきげんなアレンジで自分たちのスタイル、曲に仕上げ、南部の香りを存分に振りまき、彼らのセンスの良さを表していましたっけ。

もう映像でしか観ることができないけれど、両方のDVDを観るといつもロニー・ヴァン・ザントのウィスキーボイスとトリプルギターのかっこよさに見入ってしまいます。

最初に戻り、今回のコラムニストは70代?そうじゃあないと題材として取り上げないと思うのですが…。それよりも、レーナードスキナードってどんなバンド?ゲーリー・ロッシントンって誰?の方が圧倒的に多いと思うけれど…。久しぶりにレーナードスキナードの名前に触れ、楽しかったです。

「セカンド・ヘルピング」