読み・聴き・書きクケコ

本と音楽の雑記帳

斉藤洋・作 森田みちよ・絵「おばけとしょかん 花子さんをさがせ」(講談社 2022)

コンビ復活か。そして〈おばけ〉を題材にした新しいシリーズの始まり。

読んで楽しい、おもしろいが一番!斉藤洋さんの本を読むとそう思います。

低学年の小学生にとっては80ページ近くあってけっこうなボリュームだけれど、話の進み方、文のうまさで一気に最後まで読んでしまうような気がします。絵が子どもを誘い込むようにぴったりとはまり、遊び心もあり、どうやって子どもたちに読んでもらおうか考え抜かれた作品なんだと思うばかり。

お化けたちの理屈や〈花子さん〉話の変わりパターンとしても楽しめるかも。

「おばけとしょかん 花子さんをさがせ」