読み・聴き・書きクケコ

本と音楽の雑記帳

クリハラタカシ・作「きょうのコロンペク コロンペクの1しゅうかん」(福音館書店 2023)

独特の絵、言葉をおもしろがって楽しむのみ。

ふしぎな形のコロンペクが遊び・散歩に出かけて、あれれとびっくりするような体験をし、家に帰って両親にちょっとした心地を出す…その繰り返しですが、読んでいて「へーっ」と驚く新鮮な発見もあったり、そうくるかという展開があったり、とにかく作者が創り出す世界を楽しむ、それが何より。

タコから余った靴をもらって履いたとき、服を着ないで初めて靴を履くと急に恥ずかしく感じる、人間の頭の骨が見ている景色ってどんなの?を見せてくれる意識の変化…何回か繰り返して読むたびに印象が変わってくるかも。

おとなにもオススメ。

「きょうのコロンペク コロンペクの1しゅうかん」」