tupera tupera「しろくまのパンツ」「ねずみさんのパンツ」(ブロンズ新社)
2冊揃って対の関係。
「しろくまのパンツ」では、シロクマがパンツをなくしてしまい、ネズミがパンツ探しを手伝うストーリー。見開きの右側に穴あき仕掛けでいろいろなサイズ、色、柄のパンツがあり、それをめくるとそのパンツをパンツをはいた動物が現れます。その意外感が楽しく、最後のオチがもう一つ楽しい。
「ねずみさんのパンツ」は、パンツをなくしたネズミのパンツ探しをシロクマが手伝うバージョン。
2つの本のサイズを極端に変え、2つを読むとそのギャップが楽しさに変わります。
本の帯がパンツになっているのがおしゃれで、色づかいのカラフルさやパンツをはいた動物たちのスタイルにtupera tuperaらしさのセンスがあふれています。
tupera tupの作品は、遊びとユーモアが込められているので好き。0歳児から1歳児くらいを対象としている作品は、特にビックリするような仕明がいつも楽しみ。