NHKの「こころの時代 宗教・人生」でタイトルの番組を再放送したのを観た。
金城実という彫刻作家を初めて知る。実に強烈な存在感。
大阪の夜間中学の美術教師として勤めるもなかなか生徒が集まらず、そんな中で在日の女性たちと平和の像を制作した体験の語りには圧倒される。像が完成して序幕の時に、制作に携わった女性たちがチマチョゴリの正装でアリランを歌い、像の周りを踊ったというくだりは、想像するだけでとてつもないことだと思う。
インタビューを受けている自宅部屋の奥にあるガラス窓に辺野古沖の米軍基地建設反対の文字がずっと見えっぱなしだったのがフフフ笑い。