読み・聴き・書きクケコ

本と音楽の雑記帳

デイブ・メイソン「26Letters 12Notes」(2008)

デイブ・メイソン初期のCDを手に入れて聴いているうちに、そういえば最新で最後のCDも聴いてみたいと思い、入手。

1970年代中頃の太くて包み込むような声と聴いてすぐ判る特徴的なギターの音、いかにもというフレーズがある曲…それらとは違う2008年のデイブ・メイソンでした。

ドクター・ジョン風、ボブ・ディラン風といった「~風」のボーカルがけっこうあり、当時のデイブ・メイソンが身に染みこんでいる音を曲にしたらこんなのができました、という作品集。でも悪くはない、これはこれで幅のあるアルバムとして楽しんでいます。21年ぶりのスタジオ録音盤とのことですが、渋くも枯れてもいない現役感あふれる好演ぶりが光ります。

「デイブ・メイソン  26Letters 12Notes」CDジャケット